天地人のお米ができるまで

種まき

自然栽培 天地人の種籾は、師匠である14代中川吉右衛門さんの種を受け継いだものです。
師匠もまた自身の師匠から受け継ぎ、大切に守り続けてきた命であり、長い年月を逞しく生き抜いてきた、叡智の詰まった貴重な種籾です。
種籾とのご縁に感謝し、一つ一つ丁寧に種をまいていきます。

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苗づくり

苗代の苗に毎朝晩水をやり、苗が大きくなったところで苗代に水を入れます。さらに苗が大きくなると苗踏みをします。
踏まれて圧がかかることで植物ホルモンが分泌され、より強い苗へと成長していくのです。
庇護するだけでなく、色々な経験をさせることが生きる力を育むのは、苗も人も同じなのかもしれません。

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田植え

天からの恵みを受けて、地へと力強く根を張り、
地からの恵みを受けて、天へと向かってすくすくと芽を伸ばす苗。
天と地を結ぶパイプ役として田んぼに立てることに感謝と喜びを感じながら、
大きくなった苗を田んぼへと植えていきます。

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草とり

田植えが終わると8月の中干しまでの期間は、ほぼ毎日草とりです。
農薬や除草剤を使用しないため、田んぼには溢れんばかりの生命力でたくさんの植物が繁茂してきます。
稲の様子や草とのバランスをよく観察しながら、除草機や草刈り機、手作業による除草を行います。

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田んぼの生きものたち

天地人の田んぼでは、絶滅危惧種やレッドデータブックに掲載されるような、
イチョウウキゴケやゲンゴロウ・タガメをはじめとした、たくさんの植物や昆虫などの生きものを見ることができます。
生きものが大好きな子どもたちも、大喜びで田んぼに入り手伝いをしてくれます。
草とりは大変ですが、やはりたくさんの命で溢れたにぎやかな田んぼはいいなぁ!居るだけで元氣になります。

たくさんの生命が田んぼで生まれ、生き、子孫を残し、土に還るを繰り返しているため、
肥料を使用せずとも、天地人の田んぼにはたくさんの有機物やエネルギーが満ち・循環していくのです。

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中干し・溝切り

溝切りは田んぼから水を抜くために重要な作業の一つです。
しっかりと中干しをすることで、根が地中深くまで張り、倒れにくい強い稲になります。
出穂期にはまた水が必要になるため、毎日稲の様子をよく観察しながら水の管理をします。

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稲刈り

田んぼが黄金色に輝いたらいよいよ稲刈りです。
実りに感謝し、コンバインやバインダー、時には手刈りで刈り取りを行います。

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杭掛け

亀の尾は、杭掛けという方法で天日干しにします。
地面に突き刺した杭に、螺旋を描くように稲を重ねていく「ねじりほんにょ」という掛け方をしています。
天と地の間を流れるエネルギーが、ぐるぐると稲を伝わっていく・・そんな感じがしませんか。

穏やかな日の光と、やさしい秋の風が、じっくりじっくりお米を熟成乾燥させて、
最高に美味しいお米に仕上げてくれます。

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